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第7回国際毛髪研究学会

5月4日~6日、エジンバラ(イギリス)で第7回World Congress for Hair Research (WCHR)が開催されました。

エジンバラ城を眺める国際会議場で、世界中から集まった医師や研究者が、脱毛症及び毛髪に関する研究成果を発表しました。3日の学会期間中に約250の発表演題があり、このうち男性型脱毛症に関連する発表も25演題ありました。

F.M.L.からは、小山太郎医師が「白血球テロメア長と男性型脱毛症の関連性」と題した研究についてポスター発表を行ってきました。小山医師は、「伸展刺激が毛乳頭細胞に与える影響の解析-毛髪再生医療におけるメカノバイオロジーの可能性-」と題する日本医科大学形成外科小川令先生、株式会社アンファーとの共同研究についても発表されました。

男性型脱毛症の治療に目を向けると、現在、世界中で用いられているのは5α-還元酵素Ⅱ型阻害薬であるフィナステリドと、ATP 感受性カリウムチャネル openerであるミノキシジルの2剤です。ヘアサイクルの研究や、男性型脱毛症の発症機序の研究がさらに進めば、この2剤と並ぶほど効果の高い治療薬が将来現れてくるかもしれません。

監修者情報(サイト内監修・ページ監修)

写真:顧問医師 浜中 聡子

顧問医師浜中 聡子

経歴
北里大学医学部卒業
北里大学大学院医療系研究科 臨床医科学群精神科学修了
北里大学東病院精神神経科
北里大学病院救急救命センター
亀田総合病院精神科
国際医療福祉大学熱海病院精神科・講師
2009年10月 AACクリニック銀座院長
2017年3月 Dクリニック東京 ウィメンズ
(旧ウィメンズヘルスクリニック東京)院長に就任
2018年2月 クレアージュ大阪(旧Dクリニック大阪 ウィメンズ)顧問医師に就任
2020年11月 クレアージュ東京 エイジングケアクリニック(旧Dクリニック東京 ウィメンズ)院長に就任

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